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第21回年次大会(2011年)実施報告・発表概要

日 時:2011年3月5日(土)12:00~16:30

場 所:東京家政大学10号館(図書館棟)3階103K教室

〒173-8602 東京都板橋区加賀1-18-1 TEL 03(3961)5226

大会運営委員長:永谷万里雄(青山学院大学非常勤)

開催校委員:鈴木 繁幸(東京家政大学)

開催校協力委員:渋谷 和郎(東京家政大学非常勤)

プログラム:

◆12:00 受付開始

◆12:30~13:20 総 会

総会では新年度の役員人事任期満了に伴う役員改選がございます。役員、一般会員を問わず、多くの会員の皆様のご出席をお願い申し上げます。

◆13:30 開会の辞

会 長 藤田 崇夫(浜松学院大学)

◆13:35~14:35 記念講演:

「ケンブリッジのユニークな教育システム」

渋谷 和郎(東京家政大学非常勤)

 2009年に創設800年を迎えた世界最古の大学のひとつであるケンブリッジ大学は、ニュートン、ダーウィン、ケインズなど、様々な分野で、今までに数多くの優れた研究者や著名人を輩出してきた。そういう意味で、優れた教育機関としてのケンブリッジの名は世間に広く浸透していると言える。しかし、ケンブリッジで、実際にどんな教育が行われているのかを知っている人は意外に少ないかもしれない。今回の講演では、「ケンブリッジ大学では、一体どんな教育が行われているのか?!」、その特色ある教育システムを中心に、ケンブリッジ大学の実像を、講演者自身の留学体験を基に紹介する。(ケンブリッジ大学Ph.D. 2010年取得)
(※記念講演は60分:講演50分+質疑応答10分です。)

◆14:45~16:25 研究発表:

★14:45~15:15

「理系学生の英語学習動機:習熟度の異なる学生の比較」

岩本 典子(東洋大学)

 理系の大学生を対象に、英語に対してどのような学習動機を持っているのか調査を行った。理工学部生158名(高習熟度学生71名、低習熟度学生87名)に、26の質問に答えてもらい、データ分析をした。因数分析の結果、両グループにおいて「英語学習意欲」、「国際的志向性」、「道具的動機」の3つの要因が抽出された。
 さらに、低習熟度グループには「英語への関心」の要因が見つかった。各要因の質問項目難易度を比較することにより、2つの習熟度グループは、国際的志向性と英語授業の単位取得に対する考え方が異なることがわかった。

★15:20~15:50

「H・メルビル「白鯨」の第一章と現代文学のゆくえ」

時松 賢二(亜細亜大学非常勤)

 現代文学はどこにいくのであろうか。特に電子書籍の登場で文学の質が従来の文学とは違ったものにならないだろうか。このような疑問と「白鯨」の第一章は一見無関係のように見えるかもしれないが文学の本質を考察しながら関連づけたい。「白鯨」という作品の成立を可能にしたのは作者メルビル自身が捕鯨船に乗って水夫として航海に出かけたからにほかならない。作品の第一章には作者が海に行った理由が語り手イシュメールを通していくつか列挙されているが、その一つひとつを原文で指摘し、その意味を考察する。特に経済的要因に着目し、現代文学との関連を探っていきたい。

★15:55~16:25

「スティーヴン・キング作品の世界」

永谷万里雄(青山学院大学非常勤)

  80年代大衆文化を席倦したスティーヴン・キング現象を解明するために、3つの探索をしたい。初めに、キングの出生から今日までの経緯をたどる。2つめは巨大な富を築き、名声を得た今日でも決して離れようとしない生まれ育った故郷メイン州についてである。最後に、キングの作品世界への探索である。アメリカン・ドリームを、夢を語ることで手にした男の人気の秘密は、いったいどこにあるのかを探索する。

(※各発表は30分:研究発表20分+質疑応答10分です。)

◆16:25 閉会の辞

副会長 鈴木 繁幸(東京家政大学)

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