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※ポスターはこちらをご覧ください。

第25回記念大会開催のご案内

プログラム:

日 時:2015年9月5日(土)10:00~17:00

場 所:東洋大学白山キャンパス6号館

6317教室 発表会場

6410教室 総会会場、大会事務局

6409教室 一般控室

東京都文京区白山5-28-20

大会運営委員長:松倉 信幸(鈴鹿大学)

大会運営委員:岩本 典子(東洋大学)・加賀 岳彦(日本女子体育大学)・川﨑 修一(日本赤十字看護大学)

開催校代表委員:鈴木 雅光(東洋大学)

◆9:30 受付開始
    受付場所  9:30~10:40まで    4階6410教室前にて
         10:40~大会終了まで 3階6317教室前にて

◆10:00~10:30 総 会(6410教室)

司会 理事 女鹿 喜治(桐生大学)

総会では役員、一般会員を問わず、多くの会員の皆様のご出席をお願い申し上げます。


会場(6317教室)

◆10:40 開会の辞

会長 渋谷 和郎(千葉工業大学)

◆10:45~11:30〈記念講演〉

司会 鈴木 繁幸(東京家政大学)

「スイスとロマン派詩人」

顧問 鈴木 雅光(東洋大学)

Matthew Arnoldは “Everyone should see the Alps, to know what they are.” と述べているが、ヨーロッパの小国スイスが、なぜイギリスの詩人たちを惹き付けたのか述べてみたい。

会場(6317教室)

◆12:30~14:25〈シンポジウム〉「幼児期の英語指導の課題と実践」
(※シンポジウムは2時間:3名の発表90分+休憩10分+質疑応答15分です。)

司会 松倉 信幸(鈴鹿大学)

1.「幼児期の英語指導の課題と実践」

横井 一之(東海学園大学)

 倉橋惣三そうぞう先生の『幼稚園雑草』は「幼稚園は人ですね。つまり先生の人柄ですね。」と結ばれている。英語指導を参観させていただき、心温まるよい保育だと感じる時、必ずこのことばが頭をよぎる。2012年より数人の仲間と取り組んできたが、道半ばである。この度、研究成果を発表する機会をいただいたので、これまでに理解できた実践についてお知らせし、幼児期の課題、具体的には小学校の前段階としての指導と捉えるのか、幼児期独自の指導法があるのかについて、現時点での考えを述べたい。

2.「教育のグローバル化と英語教育の在り方」

矢田 貞行(東海学園大学)

 わが国では、急速なグローバル化の進展の中、それに対応できる人材育成と教育環境づくりが喫緊の課題となっている。特にそれを英語教育に焦点を絞って考えてみても、小学校からの英語教育の拡充強化(3・4年生からの外国語活動の導入、5・6年生の教科化)、中学校(英語による授業)・高校の英語教育の高度化(英語によるプリゼンの導入等)、2020年の東京オリンピックを見据えた、小・中・高を通じた一貫した到達目標の設定と英語によるコミュニケーション能力の育成)(文科省「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」、2014年)などの英語教育改革が構想され、矢継ぎ早に実施に移されようとしている。しかし、そこには学校教育の自律的視点(教科としての英語の意味や意義、教師の専門的自律性)が欠如しており、数値目標の設定についても、英語教育の目的・目標に照らし合わせてどのような意味をもつのかということを検討する視点すら欠いている。そこで、本シンポジウムでは、昨今の英語教育をめぐるグルーバル化の問題を学校教育の自律性の観点を踏まえて検討していきたい。

3.「第二言語習得理論の視点から、幼少期の英語教育について考える」

渋谷 和郎(千葉工業大学)

 グローバル人材の育成を旗印に、文部科学省は、グローバル化に対応した英語教育改革を発表し、早期英語教育の導入を決めた。それにより、2011年より小学校5年生・6年生で必修化された「外国語活動」は、2020年までに、開始時期が早められて小学校3年生からとなり、小学校5年生からは英語教育が「教科」として行われる見通しである。このような英語教育の早期導入が進む一方で、期待される程の成果が得られるかどうかは未知数である。
 このシンポジウムでは、バイリンガリズムや第二言語習得理論の研究を基に、幼児や子供の言語習得について、今までのところどのようなことが分かっていて、どのようなことが分かっていないのかを整理し、より有意義な幼児期や小学校での英語教育の可能性を探ってみたい。

◆研究発表 14:30~16:55
(※研究発表は35分:発表25分+質疑応答10分です。)

★14:30~15:05

司会 鈴木 繁幸(東京家政大学)

“Language Policy in Education in Nepal”

Birendra Bhaila(東洋大学)

 The use of language in education is the issue of continual debate in the recent time. There are people for and against the use of mother tongue or a second /foreign language in education in Nepal. According to the population census of 2011, in Nepal, there are 126 caste/ethnic groups, who speak 123 different languages. The Constitution of Nepal has provided each community with the right to get basic education in the mother tongue and to preserve and promote the community’s language, script, culture, cultural civility and heritage. To implement the linguistic rights, the government has adopted the School Sector Reform Plan (SSRP) to attain the goal of “Education for All” (EFA) by introducing the Mother Tongue-Based Multilingual Education (MTBMLE). According to this educational program, the local mother tongue will be the medium of instruction for all subjects at the pre-primary level; the local mother tongue and the language of official use will be used as languages of instruction for all subjects, except Nepali and English, from grade 1 to grade 8. However, the implementation of the program is facing a number of challenges. This presentation will examine the most common arguments on both sides of the debate between mother tongue and a second/ foreign language for instruction, and try to find some possible directions for using minority languages in schools.

★15:05~15:40

司会 土居 峻(金城学院大学非常勤)

「19世紀の英語語法研究におけるHorne TookeとDean Trenchの影響」

吉田 明子(東洋大学大学院生)

 John Horne Tooke (1736-1812)は、イギリスの政治家であり言語学者である。彼は政治家としての活動が有名だが、言語学者としての活躍は、1786年に最初に出版されたThe Diversions of Purelyが最も知られている。彼の文法観は、哲学的な思想とのつながりと語源から読み解くというものだった。Tookeの哲学的な思想に基づいた語源学は、Richard Chenevix Trench (1807-1886)に受け継がれることになる。Trenchは、語そのものが道徳的真理の探究に必要不可欠であるという道徳主義的な言語研究を唱えた。19世紀、他のヨーロッパ地域では、比較および歴史言語学が急速な発展を遂げていた一方で、イギリスではTookeとTrenchの考えが、言語研究に多大な影響を及ぼしていた。本発表では、文法研究および語法研究の観点から、彼らの考えがイギリスではなぜ大きな影響を及ぼしていたのか、その理由を探っていきたい。

★15:45~16:20

司会 女鹿 喜治(桐生大学)

「日本人から見たNew Yorkerのコミュニケーション―ビジネスと遊びの文化的背景からの考察―」

中山 隆夫(中央医療技術専門学校非常勤)

 アメリカ社会はその民族の多様性から、melting pot, mosaic, salad bowlなどと呼ばれてきた。このことはコミュニケーションの手段である英語の使用に深く影響を与えている。その最も顕著な例として、多種多様な民族が集まることで知られる大都市ニューヨークの存在は大きい。ニューヨークについて論じる際には、アメリカのサブカルチャーについても言及することになろう。本発表では、ニューヨークで生活を営む多種多様な人々、いわゆるNew Yorkerの話す英語(英語の変種)に焦点を当てながら、カルチャーおよびサブカルチャーの視点から、New Yorkerのコミュニケーションについて考察を試みる。

★16:20~16:55

司会 加賀 岳彦(日本女子体育大学)

「マーギー・ブロイス著『ジョン・万次郎 海を渡ったサムライ魂』と明治維新」

永谷 万里雄(青山学院大学非常勤)

 ジョン万次郎のアメリカ時代を中心に描いた物語を通じて、幕末の英雄は坂本竜馬ではなくジョン万次郎だったとの見方を解明する。坂本竜馬、西郷隆盛や大久保利通たちほどには話題性はないかもしれないが、坂本竜馬を開国論者に転身 させたのは彼である。激動の時代をくぐりぬけてきたジョン万次郎の波瀾万丈の半生を俯瞰するとともに、帰国後の万次郎の知識と見聞によって、国民は目覚め、上手にアメリカやイギリスの後ろ盾を得ながら、倒幕新政府樹立が実現した経緯をひも解いてみる。

◆16:55 閉会の辞

理事 菅野 悟(北海道教育大学旭川校)


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