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第28回年次大会開催のご案内

プログラム:

日 時:2019年3月2日(土)12:30~17:30

場 所:日本赤十字看護大学広尾キャンパス

211 教室(総会会場・大会会場)

多目的演習室(大会事務局・役員会会場)

〒150-0012 東京都渋谷区広尾4丁目1−3

大会運営委員長:加賀 岳彦(日本女子体育大学)

大会運営委員:岩本 典子(東洋大学)・川﨑 修一(日本赤十字看護大学)
       鴇﨑 敏彦(日本獣医生命科学大学)・松倉 信幸(鈴鹿大学)

開催校委員:川﨑 修一(日本赤十字看護大学)・遠藤 花子(日本赤十字看護大学)

◆11:00〜 役員会(多目的演習室) ※役員の方々はご出席をお願い申し上げます。

◆12:30 受付開始(211教室)

※一般参加者(本学会の通常会員・学生会員・賛助会員以外)の方は、受付にて一名様につき当日会費 500 円をお支払いの上ご参加下さいますようお願い申し上げます。

◆13:00~13:25 総 会(211教室)

司会 常任理事 鈴木 繁幸(東京家政大学)

※総会では多くの会員の皆様のご出席をお願い申し上げます。

◆13:30〜13:40 開会の辞(211教室)

会長 渋谷 和郎(千葉工業大学)

◆13:40〜14:40 〈特別講演〉(211 教室)

司会 渋谷 和郎(千葉工業大学)

「英語を教えるということ〜教師生活約40年をふりかえって」

講師 津田 幸男 先生(筑波大学名誉教授)

 高校教師から初めて、短大、アメリカの大学、国立大学その他で教えてきまして、気づいたら約40年ほども英語教師をやってきました。この機会にこの40年の教師生活をふりかえって、「英語を教えるということ」の意味を改めて考えてみることにいたします。それは同時に1970年代〜2010年代の日本を振り返ることにもなると思います。
 また、現在グローバル化の荒波が押し寄せ、移民の大量流入等日本の未来は不透明です。 「英語教育のあり方」だけでなくこれからの「日本のあり方」についても考えたいと思います。ただし、学術的な講演ではなく、雑談的な話になることをあらかじめおゆるしいただければと思います。とりとめのない話になるかと思いますが、私の体験と考察を語ることを通して教育と日本のこれからのあり方を考える機会になればと思います。

(※特別講演は60分:講演50分+質疑応答10分です。)

◆14:50~17:25 〈研究発表〉(211教室)

(※発表時間は35分:発表25分+質疑応答10分です。)

★14:50~15:25

司会 関田 誠(東海大学非常勤)

「英語の進行形―場面に応じた使い方―」

島野 恭平(文教大学文学部英米語英米文学科準備室スタッフ)

 現代英語の進行形の特徴として「進行中の動的状況」を表わすことが挙げられる。また、英語教育では進行形は「〜している」を意味すると教えられる。しかし、必ずしもそのような意味になるとは限らない。
 (1) John shook his head at me. He was warning me.
 (ジョンは私に向かって頭を振った。それは私に警告することを意味していたのだ。)
例えば、(1)に示すように、話者は単純形が表す事象(=頭を振ること)を、進行形が表す事象(=話者を警告すること)だと解釈している。つまり、進行形の使い方がその意味に関与することもあるということである。そして、本発表では英語の進行形の使い方に着目し収集した用例を、Kranich (2010)が提示する進行形の使い方に関わる用例の特徴付けと分類にならい、紹介する。その結果、現代英語でも話者の主観的判断が表面に出ている進行形の例が存在することを明らかにし、進行形の新たな特徴を提示したい。

★15:30~16:05

司会 中山 隆夫(東洋大学非常勤)

「キング牧師からオバマ大統領まで―アフリカ系アメリカ人の軌跡―」

時松 賢二(東洋大学非常勤)

 1963年8月28日にワシントン, D. C.で行われた人種差別撤廃を求めたデモ、ワシントン大行進ではアメリカ全土から20万以上の人々が参加した。この大行進でキング牧師はリンカーン記念堂の前で有名な「I have a dream」の演説をした。その演説からちょうど50年を経た同月同日、同じ場所で行われた大行進記念式典でオバマ大統領はキング牧師を称えた演説をした。この発表では1960年代から2010年代にかけてのアメリカの人種差別の状況の変化を概括する。その50年間で何が変わり、何が変わらなかったか、に着目する。併せて、トランプ大統領の登場に伴い、今後のアメリカにおける人種差別の問題のゆくえを展望したい。

★16:10~16:45

司会 鈴木 繁幸(東京家政大学)

「言語学習アドバイジングを通した学習の習慣化―多様な要因における複雑な関係性を考慮して」

安田 利典(早稲田大学助手、同大学院生)

 言語学習アドバイジング(Advising in Language Learning: ALL)とは、対話やタスクを通して言語学習者の自律性育成を目指すものであり、従来の言語教育と心理カウンセリングの間に位置する新しい教育実践だと言える(Carson & Mynard, 2012)。ところで、「自律」は非常に多面的な概念であるが(Benson, 2011)、日常での英語使用が少ない日本(English as a Foreign Language 環境)では、学習の習慣化が重要な側面の 1 つとなる。しかし一言に習慣化と言っても、その在り方には、学習者の性格や感情、アドバイザーとの関係性等、多様な要因が実に複雑に関係している。本研究では、実際のALL実践で得られたデータに基づき、こうした多様さ、複雑さを考慮しつつ、他の学習者の習慣形成にも応用可能な原理的構造について考察してみたい。

★16:50~17:25

司会 鴇﨑 敏彦(日本獣医生命科学大学)

「仮定法倒置条件節の起源」

野村 忠央(文教大学)

 仮定法を学習すると発展的項目で必ず以下のような倒置条件節を学ぶ。
 (1) Were I a bird, I would fly to you.
 一見すると、If I were a bird, I would fly to you.のような一般的な仮定法条件節においてIfを省略することが倒置を誘発したと考えたくなるところであるが、実際に通時的にそのような変化が起こったとは考えにくい。学説史的には倒置条件節の起源について、概ね2つの立場があると思われる。第1に、(2)のような疑問文を想定する立場である。
 (2) Am I a bird? If so, I would fly to you.
第2は、(3)のような祈願文を起源とする立場である。
 (3) Were I a bird!
 本発表ではこれら2つの立場を支える実例を概観し、それぞれの立場に評価を与えたい。

◆17:25〜17:30 閉会の辞(211教室)

大会運営委員・開催校委員 川﨑 修一(日本赤十字看護大学)

《大会運営委員会より》

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