第2回東海支部大会(2009年)実施報告・発表概要 |
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日時: | 2009年9月5日(土)14:00〜16:20 |
場所: | 南山中学・高等学校(男子部)高校校舎 2階会議室 |
〒466-0838 名古屋市昭和区五軒家町6 ℡ 052-831-6455 | |
東海支部大会運営委員: | 長久保 礼一(南山高等学校男子部) |
◆14:00 | 開会の辞 | 会長 藤田 崇夫(浜松学院大学) | |
◆14:05~16:15 | 研究発表 | ||
★14:05~15:05 | |
「英文の和文翻訳上の問題点―意味変化が発生する場合」 | |
谷澤 泰史(東海学園大学非常勤) |
英文を和文翻訳する際に「態の転換」が問題にされる場合がある。日本国憲法の制定過程における帝国議会修正案も例外ではない。当該修正過程において、既存の和文条項(能動態)に適合させるため、修正前の英文(受動態)の「態の転換」を余儀なくされた。しかし、この結果、(他の要素も関連するものの)当該条項に、国益を左右させるような重大な「意味の相違」を発生させてしまったとされる。本発表では「他の要素」と「受動態」の関係性を確認しつつ、具体的な意味内容の変化を検討する。 | |||||
★15:15~16:15 | |
「2009年名古屋大学入試問題の生徒の再現答案からみえる生徒の課題・教師の課題」 | |
長久保 礼一(南山中学・高等学校、名古屋大学大学院生) |
本発表では、 2009年2月に名古屋大学の2次試験を受験した南山高校男子部の生徒(10名、内7名合格)に作成してもらった再現答案から可視化される生徒の課題、教師の課題を述べる。名古屋大学で今年課された2問の読解問題、2問の和文英訳問題から学習者が語彙、統語、ディスコースレベルのどこに問題を抱えているのかを個々の問題別に明らかにする。学習者の誤りは教師自身の課題を提示してくれる。最終的には、今回の分析を土台に次年度以降に教師がどのような点に注意を払いながら授業を構築していったらよいのかに関して私見を述べる。 | |||||
◆16:15 | 閉会の辞 | 東海支部長 松倉 信幸(鈴鹿国際大学) |
◇ | 参加者のみなさんには資料代として300円いただきます。 |
◇ | 終了後、懇親会を予定しております。ぜひ、ご参加下さい。場所は新栄の「Chez Toto」(フランス食堂)です。 |
◇ | 南山中学・高等学校までのアクセス:名古屋駅より桜通線に乗車し、御器所で鶴舞線に乗り換えてください。御器所から2つ目の駅(いりなか)で下車し、次のアドレスの地図を参考に徒歩(約5分)でお越しください。(http://www.nanzan-boys.ed.jp/top.html) |
◇ | その他、ご不明な点などございましたら、長久保礼一(支部会運営委員)までご連絡下さい。多数のみなさまのご参加をお待ち致しております。 |